ひび割れ補修はなぜ必要か?
鉄筋コンクリートは、外部環境(雨水や炭酸ガス等)の影響を受けて、コンクリートのアルカリ性が次第に失われていきます。(中性化現象)ひび割れが無い場合は、数十年かけてゆっくり中性化するのですが、ひび割れがあると、内部鉄筋への直接的な影響により、錆の発生が早まる原因となりますのでエポキシ樹脂による補修が必要となります。
ひび割れを放置すると
ひび割れを放置しておくと、鉄筋が錆び、さらに進行すると錆が膨大して、やがて周囲のコンクリートが剥がれ落ちてしまいます。この現象を爆裂(ばくれつ)と言い、爆裂が起きたら周囲のコンクリートをはつり、鉄筋の錆を取り除くなど鉄筋の修繕をおこない、エポキシ樹脂モルタルで埋め戻すという補修工事が必要となります。
ひび割れの補修方法
ひび割れの補修には、以下の3種類の方法があります。
①注入ドームによるエポキシ樹脂注入
②エポキシ樹脂塗布
③エポキシ樹脂モルタルで埋戻し