
壁の中や天井裏の不気味な音はコウモリかも・・・
日本では、北海道以外の各地に生息しています。
家の天井裏や壁の中に営巣し、数頭から100頭以上のコロニーを形成します。
日本で問題となるのは、ほとんどが イエコウモリ(アブラコウモリ) と呼ばれる種です。
コウモリは一夫多妻制で、10月中旬~下旬に交尾しますが、11月上旬から徐々に冬眠に入り3月頃まで動きません。
冬眠から目覚めて4月下旬になると、排卵と受精が起こり、6月~7月上旬になると1~3頭くらいの子を産みます。
子は約1ヵ月で巣立ち、4ヶ月くらいで性成熟を迎え、生態学的な寿命は雌で5~6年といわれています。
被害例



コウモリは1cmくらいの隙間から侵入可能で、家の天井裏や壁の中に栄巣して、コロニーを形成します。
家屋内に頻繁に出入りしている場合は、侵入箇所が黒ずんでいるのでチェックしてみましょう。
また、家の周囲や室内、天井裏や壁の中に多量の糞尿を落とし、家屋内を汚損します。
壁の中や天井裏でゴソゴソと動き回り、夜に不気味な音を立てるので、気が付いたらご相談を!
予防・駆除
基本的な作業は、追い出し処理~侵入対策となります。
1センチ程度の隙間から出入りできるため、家屋の隙間を、コーキングや金具などで封鎖が必要です。
天井裏作業・高所作業になる場合がほとんどですので、作業道具と知識を持っているプロにお任せください。
